A fish, two fish, three fish
今日見ていたダイアログにこんな表現が出てきました。
There are plenty more fish in the sea you know. (海にはもっとたくさん魚がいるのに)
Fish? I don't want a fish, I want a date! (魚?僕は魚が欲しいんじゃなくて、彼女がほしいんだ)
Fishがややこしい名詞だったということは頭の片隅にありましたが
「なんで?」ということでサーチしてみました。
簡単に言うと単複同型(same singular and plural form)の名詞です。
sheepとかdeer 群れで生息する動物に多いようです。
There is a fish in the pond . – OK (池に一匹の魚がいます)
There are fish in the pond. – OK (池に何匹か魚がいます)
ところがThere is fish. もよく使われています。
これは魚肉としてお皿に切り身が乗っているイメージのようです。肉として扱うときは何でも無冠詞です。
There is chicken. お皿に乗っている鶏肉のイメージです。
There is a chicken. は生きている鶏一羽のイメージです。
少し脱線しましたが
ここで注意が必要なのはこれは単複同型であって、数えられない名詞(uncountable)とは根本的に違います。
There is water.とは使い方が全く違います。
ただ例外もあって、fishesとして使う場合もあるようです。それは複数の種類の魚がいる場面で使われるようです。
There are fishes in the tank. (水槽の中にはいろんな種類の魚がいます)
この場合はA variety of fishesという意味になります。
結局
There is a fish
There is fish.
There are fish.
There are fishes.
全て文法的にはOKで全部アリですが、それぞれ状況が違うということになります。