英語の発音 LとR
LとRは最初に直面する難題ですが、永遠の課題のようにも感じます。自分の発音がGoogle音声認識で正しく認識されても、実際のところいざネイティブの発音を聞いてみるとLとRを取り違えてしまうことも多いです。英語圏に30年住んでいる方でもそう言われていました。
英語を勉強するときあまりに完璧主義になってしまうと、前に進みません。小さいことに完璧をめざすよりも、英語全体のレベルアップ(表現力、語彙力、文法など)をめざしていくことが大事かなと思います。
RもLも声を出す前に「ため」が必要です。Rの場合はウの口の形を作り、「ウ」の音から入ります。その後Rabbitならラの音に入るのですが、その時舌はどこにも触れてはだめです。同時に舌を後ろに引きます。Lは「ン」の音でためます。その時舌は思い切り前の歯の裏に押し付けてください。その時に舌の両側のスペースから出る音がLの音だと言われています。
下記でサマー先生がわかりやすく説明してくれています。ぜひ聞いてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=7r4UgskSMJ8
前回のグループレッスンではロッドスチュアートのSailingの中に出てくるLとRにフォーカスしました。下記の単語の認識やってみてください。
cross /krˈɔːs/ 横切る これは対比しやすいようにweblioの発音を採用
close /kloʊs/ 近い
fly /flaɪ/ 飛ぶ fry /fraɪ/ 油で揚げる
free /friː/ 自由な flea /fliː/ のみ
light /laɪt/ 明かり right /raɪt/ 右
lord /lɔːrd/ 神様 road /roʊd/ 道