英語の発音 子音th [θ] [ð]とs [s]
thもsも日本語には全くない音です。( sheは日本語のシに一番近いと言われています)なのでこの発音は非常にむつかしいです。
thに関しては上の歯と下の歯の間に舌を挟むと出る音だとは聞いていますが、どれぐらい挟むといいかについての説明は人それぞれ違います。一ミリでもいいという人もいれば5ミリ、個人的にはまず1センチ近く出してもいいのではと思います。一ミリでもこの音は出せるのでしょうが、初心者にはむつかしいと思います。音は上の歯と舌が作る摩擦音です。
sに関してはこれは歯と歯の間から出る音だということです。上の歯と下の歯をできるだけ面一(フラット)にしその間から出す音のようです。舌は使わないようですね。
まず think /θɪŋk/ と sink (sync) /sɪŋk/の音声認識をやってみてください。
それができればその次は
thought /θɔːt/英 /θɑːt/米
とsought /sɔːt/英 /sɑːt/米
をやってみてください。アメリカの発音では[ɑː]となっていますが、実際はオの音も入っているように聞こえます。これができない場合 [ɔː]の部分ができていないのではと思います。また母音の[ɔː]で練習しましょう。
私も現在のところsoughtは半分ぐらいの確率でしかできません。自己トレーニング中です。
thとsの発音の違いをネイティブの先生が解説してくれています。非常にわかりやすいのでぜひ見てください。