Speak/Talk Tell/Say (1)
英語で「言う」に匹敵する単語はたくさんありますが、まず基本のこの4つからおさらいしてみましょう。
先日のレッスンでは 「彼女はそれについて話すことを避けた。」 の英作をしていただきました。avoid 動詞ingの練習のつもりでしたが、さあ「話す」に何を使えばいいか迷った方もおられたと思います。
この4つの動詞とも中学時代に習ったと思います。ちなみにネットで検索してみると
・speak:一方的に話す。
・talk:双方向で話す。
・tell:「人に伝える」にフォーカス」が置かれる
・say:「発言内容」にフォーカス
というような説明があります。当時あまりにややこしく、このような説明は頭に入ってはきませんでした。その後何年も英語を勉強し、そのままになっていますが、このルールを意識しなくても4つの区別はなんとかつくようになってきました。
- まず、「英語を話す」はspeak English 「フランス語を話す」はSpeak Frenchと言語を話すときはspeakを使います。これは他の3つで置き換えることはできません。(この使い方は他動詞です)
- speakとtalkは少し似ている面があります。ふたつとも自動詞としてよく使われます。
なので “talk to me” “speak about that” など直後に前置詞が来ます。speakの方が距離感を感じる言葉です。上記のように「一方的に話す」というニュアンスになります。
それでは後半に続きます。