Sailing (Rod Stewart)
Sailing covered by Rod Stewart (1975)
Music: Gavin Sutherland (1972)
こちらロッド・スチュアートの名曲の一つです。シンプルで歌いやすいのではと思ってクラスで取り上げました。明るく楽しい歌ではないですが、わかりやすい英語の歌だと思いました。
ところが実際訳してみるといろいろと疑問が出てきました。Youは誰だろうか、何をテーマに歌っているのだろうかという疑問です。
私は「信仰の歌」、「祈りの歌」だと思ったのですがいかがでしょうか?ただI’m dying に関しては「亡くなっていく」という意味ではなく"I am dying to be with you."の意味で「どうしても会いたい」といっているのだと思います。
ネット上の英文を検索してみると「望郷の歌」だという見方が多いようです。ロッド・スチュアートは当時アメリカで活動していましたが、イギリスに帰り、愛する人(友人、家族)に会いたいという気持ちを歌ったという説です。そうするとYouは「愛する人(達)」です。私は「神様」のことを言っているのだと思っていました。もちろんその解釈もあるようです。(作者Gavinさんに聞いてみないとわからないでしょう。)
Lordに関しては神様と呼びかける場合も使うし、ただ”Oh My God”のように特に神様とは関係なく使う場合と両方あるということです。ここでの訳は特に色付けせず、そのままにしておきます。お好きなイメージで歌ってみてください。スケールの大きな歌です。
I am sailing, I am sailing
Home again 'cross the sea
I am sailing, stormy waters
To be near you, to be free
海を行く
海を越えて生まれた場所に帰る
嵐の海を行く
あなたのそばに行き、自由になりたい
I am flying, I am flying
Like a bird 'cross the sky
I am flying, passing high clouds
To be with you, to be free
空を行く
空を飛ぶ鳥のように
雲を超えて飛んでいく
あなたのそばに行き 自由になりたい
*
Can you hear me, can you hear me
Thro' the dark night, far away
I am dying, forever trying
To be with you, who can say
聞こえますか?
暗い夜のずっとむこう
私はあなたに会いたい
そう祈り続ける
かなうだろうか?
(Who can sayはNobody knowsの意味)
*繰り返し
**
We are sailing, we are sailing
Home again 'cross the sea
We are sailing stormy waters
To be near you, to be free
誰もが海を行く
皆、海を越えて
生まれた場所に帰る
嵐の海を行く
あなたの近くに行き、自由になるため
** 繰り返し
Oh Lord, to be near you, to be free
Oh Lord, to be near you, to be free
ぜひそばに行って、自由になりたい